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2002年5月 工事現場見学作文(2)
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ソンドウ・ミリウ水力発電所建設事務所では、地元住民との交流の一環として 、毎週土曜日の午前中に地元の小学校,中学校、青年団、長老会、婦人 会等を、現場へ招待しています。事業者が大型のバスを提供し、参加者 は朝8時半にコンサルタントの事務所(又は取水堰工事事務所)へ集合し 、事業の説明後、取水堰、取水口、導水トンネル、調圧水槽、水圧鉄管 路見学後、最初の事務所へ帰り、ソフトドリンクで喉の渇きを癒しながら、 質疑応答をして、11時半に見学会が終わります。

見学に来た小学校(13歳から14歳までの8学年生)から感想文が来ました 。和訳して掲載しました。

ツリデイブオロ小学校2002年5月7日土曜日
(発電所から約1km西の地点にあります。)
  1. Diana Atieno

違う年齢の生徒や違う学校を見たいと思うのは普通の事です。去年私達は ソンドゥ・ミリウ発電プロジェクトの現場見学をする準備をするように言われ ました。これは私達にとって雄鶏が沢山のめん鳥に囲まれるほど嬉しい事 でした。家に帰る時、知らず知らずの内に早足になって思っていたよりも早 く家に着きました。家に着くなり制服を洗って、アイロンをかけ、靴を磨き、 私自身も行水をしました。そうすれば、スマートでキチッとして見えるでしょう 。

私が日本工営の事務所に着いた時、他の生徒がもう来ているのを見て、私 の体温は温度計の赤いマークのように上がりました。遅れたのは私だけだ ったからです。部屋に入った時、私達の学校ツリヂブオロ小学校の卒業生 のジェームス・オチエンがエンジニアのように働いているのを見てびっくりし ました。短い説明の後ツアーに向かいました。これは私達がエンジニアに なるための理科や算数よりも面白く知性を発達させるものです。

級長と先生が議論した結果、私達はヘルメットを受け取り部屋の中でかぶ りました。KVMアースワークと書かれたバスは目にもとまらぬ速さで、サハラ 砂漠の熱風と同じくらい早く走ったので、アポコ(取水堰地点)にすぐ着きま した。

バスから降りると、まずソンドゥ・ミリウ川へ行きました。私は人々が堰を作っ たりすることが出来るように、川が仮に転流されているのを見ました。堰の 高さは海抜1300mの所にあります。

しばらくのち、私達はバスの方へ向かいました。皆がバスに乗込むとバスは 走り出しました。稲妻のように早いです。次はトンネルに着きました。そこで は色々な建設機械が大きな音を立てていました。そして、大変な事にライオ ンの雄たけびか、カブールのオサマ・ビン・ラディンの爆弾かと思うような強 風が吹いていました。

僅か15分ほどでしたが、沢山のライオンに囲まれたようで怖かったです。ひ んやりとした空気は私の指にまとわり着き、森の中で強い風に吹かれている 木の様に震えました。トンネルの中に空気を送っているパイプを見た時、次 は私の人生の終わりがくるのかと思い、私の小さな足で出来る限り早く走っ てバスに戻る事を望みました。

それにも拘わらず、トンネルから戻った時、生徒は調圧水槽を見に行きたく なりましたが、残念な事に調圧水槽を見に行く事は出来ませんでした。石 から血を出す事が出来ないように、無理やり行く事は出来ないのです。

ソンドゥ・ミリウ発電プロジェクトは私達に沢山の事を教えてくれ、機械学に 目を向けさせてくれました。

私は又ソンドゥ・ミリウプロジェクトの見学に行きたいです。


  1. Lenox Ochieng

違った場所を見学することの意義を議論するのは興味深いものがあります 。いずれにしても生徒たちは彼らで選択するでしょう。

一学期に私達の校長先生であるバガ氏がソンドゥ・ミリウ発電プロジェクトを 見学する準備をする必要があると言われた時、私は10羽のめん鳥に囲ま れた雄鶏のように嬉しかったです。10週目に来週私達はソンドゥ・ミリウの 現場見学へ行くと言われました。現場見学へ行く日は全生徒が時間通りに 集まり、皆制服を着て靴を履いていました。

私達はバスの所まで連れて行かれました。ソンドゥ・ミリウプロジェクトに行く 時、バスはタナ川が海岸地方を洗い去ったよりも早く、あっと言う間に着き ました。

私達は到着するとまず、魚のいる池に連れていかれました。(意味不明)  2番目に行ったのはトンネルです。トンネルの中には作業する為の機械や 、日立のブルドーザやいろいろな機械がありました。トンネル内には多くの 技術者が居て、カブールのオサマ・ビン・ラディンの爆弾のような騒音があ りました。

トンネルは木が強風に揺さぶられるように恐れおののいていました。近くに 移動した時、、私は人生の最後の日が来たかと思いました。私達は怖かっ たですが、私達のガイドをしてくれたジェームス・オチエンが技術には危な い面もあるけれど、技術と開発は学ばなければならない事なので、怖がる 事は無いと言ってくれました。

次に、堰が作られているミリウ川へ行きました。川はサハラ砂漠の熱風と同 じくらい早く流れていました。

10時半過ぎに見学が終わり、私達が家に帰るときが来ました。私達はすぐ にバスの待っている所に到着し、バスに乗込みました。帰る前に皆一部屋 に集まって質問をし、のどが乾いていたのでソーダを貰いました。私はとて も嬉しく家に帰りました。

要約すると、ソンドゥ・ミリウプロジェクトの見学は私達にもっと技術と世界の 開発を教えてくれました。

又行きたいです。注: 文字用の領域がありません!
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