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2001年3月 婦人たちの厳しい人生誌
(和訳)
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ヘラ婦人会の会員が人生誌を書きました。アフリカの本当の女性の 生き方が書かれています。生活は厳しいけど、力強くたくましく、明る く前向きに暮らしています。
No.1  Cellestine A. Agan (Chair Lady)

セレステイン アガン (婦人会長)

私自身とソンドゥ公共図書館

1990年にニャンド州ニャカチ地区南西ニャカチの西カジアンガサブロ ケーションから第2夫人として迎え入れられました。今はコルウェニィ市 場の近くに住んでいます。

私は既婚で男の子2人、女の子2人の4人の子供がいます。オソ・アバ オ小学校の先生をしています。私の学校はソンドゥプロジェクトの取水 口から約3km西へ行ったアンギンゴ・ブワレ小学校です。

ニャカチに来てから、私は数多くの日銭稼ぎをしました。食堂、古着の 販売等ですが、諸般の経済事情からどれもこれも上手く行きませんで した。購買力は低く、時間が掛かります。

婦人会がケニアで活動して行く為の励みは、私の周りの夫人達に関わ り、いつも導いて来ることです。例えば、ニイ・シアヤ・婦人会もそうで すし、そして現在私はヘラ婦人会の会長をしています。

ヘラ婦人会は発足より多くの活動をし、現在ソンドゥ公共図書館を運営 しています。私の持っている知識と責任・義務を最良の方法で使い、 婦人部のメンバーが皆一生懸命に日々図書館の運営をしています。

婦人会の会長として、私達自身のグループの様な目標をプロモートす る事や、図書館が運営される為に全てのメンバーが仕事を理解する為 に多くの問題に直面しました。

ソンドゥ・ミリウ図書館に話を戻しましょう。本を読む事によってローカル コミュニティーのレベルが変わりました。学校の子供達もレベルアップ しましたが、学校のある日は学校が終わるのが夕方5時な為、その後 図書館に来るのはちょっと大変です。

図書館には足りないものがあり、婦人会で購入すれば、そこから収入 を得る事が出来るものがあります。例えば、私はコピー機とタイプをす る為のコンピュータの購入を提案します。コミュニティーのメンバーは3 00シルを掛けてコピーとタイピングの為にキスムまで行っていますが、 これらの機械が近辺あればそれを使うでしょう。次に、図書館を読者の ための場所と、書庫に分ける事を提案します。

最後に会長として、図書館を設立する為に時間を、そしてお金を割い てくださった全ての人々に感謝をします。何よりも図書館の為に寄付を 募り、組織を作り出し、ヘラ婦人会が図書館を運営できるように努力し てくれた迫田氏に多くの感謝を送ります。迫田氏の限りなく続くヘラ婦 人会への協力に感謝します。
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