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2001年8月 工事現場見学作文
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ソンドウ・ミリウ水力発電所建設事務所では、地元住民との交流の一環として 、毎週土曜日の午前中に地元の小学校,中学校、青年団、長老会、婦人 会等を、現場へ招待しています。事業者が大型のバスを提供し、参加者 は朝8時半にコンサルタントの事務所(又は取水堰工事事務所)へ集合し 、事業の説明後、取水堰、取水口、導水トンネル、調圧水槽、水圧鉄管 路見学後、最初の事務所へ帰り、ソフトドリンクで喉の渇きを癒しながら、 質疑応答をして、11時半に見学会が終わります。

見学に来た小学校(6歳から14歳までの8学年)から感想文が来ています ので、選んでここに掲載しています。英文を掲載していますが、その抄訳 を掲載しました。

アポンドカサイ小学校2001年7月21日土曜日
カデイジュ小学校 2001年8月11日土曜日
現場見学作文-1アポンドカサイ小学校 

(発電所から約2kmソンドウ川に向かった地点にあり、放水路建設地点 上にあったため、立替を行った学校です。)
(抄訳)

1.ウイクリフ オモンデイ (14歳少年)

見学は本当にすばらしかったです。家に帰って父母や祖父母に見学の話を しました。85歳になる祖母は笑いながら何度もうなづいていました。工事事業 を見学して、最初悪いことは必ず良い終わり方とをするとの諺を思い出しまし た。神のお加護があなた方の努力にあります様に。

2.ロゼ アウマ (14歳少女)

私達の母なる土地に発電所をどの様に建設するのか見学する機会をありがと うございました。私達は安全のためにすてきなそして快適なヘルメットをかぶ りました。現場でいろいろなそして王宮のような構造物を見た後、ソフトドリン クを飲んで長い忙しい一日の喉の渇きを癒しました。ブッシュの中の天国に すばらしい学校を建設していただきありがとうございました。

3.デニス アンユンバ (15歳少女)


高速で移動した私達の乗ったバスは、空中を飛ぶ動く王宮みたいでした。み んなの頭はいろいろな色のヘルメットで保護されていましたが、トンネルに入 るとき事故が起きないようにしっかりとかぶる様に注意されました。トンネルは 6.2kmの長さで、ニャカチ断崖の上にあるトンネルから発電所へ水を落として 、60万kWの電気を起こすそうです。この事業へ融資してくれた国際協力銀 行、小学校や教会を建ててくれたケニア発電会社に大いに感謝しています。