(2)からの続き
見学に来た小学校（13歳から14歳までの8学年生）から感想文が来ました 。和訳して掲載しました。
ツリデイブオロ小学校2002年5月7日土曜日
（発電所から約1ｋｍ西の地点にあります。）
- Mercy Awino
私達の未来を助ける事になるかもしれない機械学に関しもっと学ぶ事、そ の為に違った場所を訪れる事は当たり前のことです。
ツアーコーディネーターにより現場見学へ行くと聞かされたのは先週の事 です。私はめん鳥に囲まれた雄鶏のように嬉しかったです。それは私が生 まれてからこの方、そんな場所を見たことがありません。そして、ツアーコー ディネーターは私達に現場見学へ行く準備として前日に制服を洗い、靴を 磨くように言いました。
次の日、私は夜明けと共に起き、チャイを作って飲み、日本工営の事務所 へ向かって駆け出しました。私が走ったスピードと言ったらサハラ砂漠の熱 風と同じくらい早かったです。私は西アフリカの太鼓の音にも似た多くの人 々のざわめき、車の音、そしてその他の音を聞きました。
迫田氏の事務所に入った時、多くのものが私の興味を引きました。黄色い 花びら、虫…。ツラジブオラの卒業生であるジェームス・オチエンが子供達 に教えるように私達に色々な事を教えてくれました。
私達は見学へ行く為にヘルメットを受け取りました。バスはやはりサハラの 熱風のように早く、西アフリカの太鼓の様な音をたてて走り、私は怖くて、サ ルに木をゆすられているように震えていました。
何分か後、アポコに着いた時、私はめん鳥に囲まれた雄鶏のように嬉しか ったです。そして大きな機械が上がったり下がったり、回ったりするのを初 めて見ました。多くの機械を見た時、ライオンに囲まれた女の人のように怖 くなり、次の瞬間には死ぬかと思いました。
生徒達は大変怖がりましたが、ツアーガイドがてんやわんやする必要はな いと私達に勇気を与えてくれました。私は勇気を持ってオサマ・ビン・ラディ ンがカブールから爆弾を落としているのではないかと思う程の音を立ててい るソンドゥ・ミリウ河の方へ行きました。
アディット３へ向かう為にバスに乗り、ドライバーがエンジンをかけると西ア フリカの太鼓の様な音で瞬く間にアディット３に着きました。
しばらくトンネルを見ると、一人の少女が"トンネルって何？"と誰にも答えら れない質問をしました。彼女は不可能な事を可能な事にするように一歩踏 み出しました。生徒達がトンネルのドアに向かった時、私は中を見て嬉しか ったですが、死へ導いて行くようで私の右手は私の兄弟の手を握っていま した。そうすれば、私が怖れていても彼女が勇気を与えてくれます。
瞬く間にトンネルの中に入り、ポンプで空気をトンネルの中に送っている物 等、いくつかの機械を見ました。そこには騒音があり、どうやって騒音を止 めるのでしょうか？幾人かの人は耳が聞こえないので騒音はもっと問題に なります。
ああ、生徒の一人はセメントや砂を混ぜている機械を見た後で泣きました。 いずれにしても、案内人によってセメントが周りに塗られたらトンネルの中を 通るのは水だけになると聞かされました。しばらくして私達は外に出ました が地表を整えている人は未だ中に居ました。その後、地表を整えている人 は雷の様な音をたてましたが、生徒達は大勢だったので怖がりませんでし た。
その後、バスに乗り日本工営の事務所に戻りましたが、楽しかったのでバス から降りたくなく、誰かが機械や他の事をもっと知る為に現場見学にもう一 度行きたいと叫びました。
始めの一歩を踏み出した迫田氏の事務所に戻り、ソーダを貰いました。ソ ーダを飲んだので私のお腹は一杯になりました。ガイドが気をつけて帰るよ うに言い、私達は無事に家に帰りました。
現場見学でソンドゥ・ミリウ水力発電プロジェクトは、すばらしく、私達の気 持ちを機械学に向けてくれ、私はもっと機械のことを勉強する為に、又現 場見学へ行きたいと思いました。
- Maurine H. Atieno
発電所の様に違った場所を訪れる事は楽しい事です。ある寒い月曜日の 朝、私達のツアーコーディネーターであるムバカチ氏が来る土曜日にソン ドゥ・ミリウ水力発電プロジェクトを訪ねると仰いました。この知らせによって 私達はのめん鳥に囲まれた雄鶏のように喜びました。
私達は夕方ツアーコーデチィネーターに会いました私達はツアーコーディ ネーターの言う事全てに賛成し、話し合いは終わりそれぞれの家へ帰り、 楽しみな日を待ちました。
何日もが過ぎ、ついに待ち望んでいたその日がやって来ました。私達は日 本工営の事務所に時間前に着くように朝の７時に家を出ました。前に話し 合いで決めた通り、皆それぞれに真新しい制服を着ていました。
現場見学へ行く前に私達は部屋に連れて行かれ、そこで何故・どのように してソンドゥ・ミリウ水力発電プロジェクトが形成されたかを教えられました。 また、年々どのようにして発展をして行くのかも教えられました。
その後で、皆ヘルメットを受け取り発電所に行くバスに乗りこみました。沢 山の興味深いものがありましたが、ドライバーが猛スピードで走ったので、 良く見る事が出来なかった上に、直ぐに発電所に着きました。
プロジェクトの案内場を使って私達が行った所、これから行く所、そして今 居る所を示してくれました。ミリウ河を見にも行きました。川の水が風と同じ 位早く流れているのは面白かったです。私は川の流れと発電所の立てる音 に驚きました。私達がヘルメット無しでは入ることを許可されない場所に色 々な機械がありました。
１時間後、トンネルに向かいました。ドライバーは止まることなく１分以下で 着きました。道は上り坂でしたがドライバーは止まることなくすばやく運転し ました。
トンネルには中にも外にも、大きな音を出しているのも、静かなのも沢山の 機械がありました。音を出している機械の音はライオンの雄たけびのようで した。一歩踏み込むとカブールのオサマビンラデインの爆発の様な音がし 、１０匹のライオンに囲まれた女の人のように震えあがりました。もう一度、 同じ機械の音を聞いたら、私の人生は終わると思いました。私の体はサル にゆすられた木の様に震えていました。
トンネルの中には酸素が無いので空気を送るパイプがありました。そこには エデンの園でアダムとイブを騙した悪魔の様な機械もありました。機会は危 険で近寄る事が出来ません。
私達はトンネルが気味の悪い道に通じているようでびっくりしました。私達 は沢山の機械を見ました。一緒に居たエンジニアが機械がどのように動く かを説明してくれました。
トンネルの見学が終わった後、そこから余り離れていない日本工営の事務 所に戻ることになりました。ゆっくりと坂を下り、日本工営の門の前で止まり ました。現場見学に出る前に説明を受けた部屋に戻り、飲み物を貰いまし た。私達の為にしてもらった事、事務所に招き入れてくれた事、発電所も含 めて感謝します。
ヘルメットを返すと、私達はソンドゥ・ミリウ発電プロジェクトで経験した事と いっしょに家に帰りました。ソンドゥプロジェクトの現場見学へ行けた事は楽 しかったですし、色々な事を学べました。私は私達に色々なことを教えてく れたエンジニアがジェームスオチエンだと覚えています。