2001年9月 かまど作り
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図書館から山側に約3km離れた地区にあるキンダバー婦人会 は、他の婦人会同様に生活向上のために活動しています。200 1年10月までナイロビに長期に滞在されていた黒田夫妻と、キス ムに滞在して活動されている海外青年協力隊の高井史代さんの 援助で、日本式料理用かまどを2001年9月に作りました。

エンザロ ジコはケニア西部のエンザロ地区で最初に作り始めら れた日本式の粘土と玉石を材料に作った料理用かまどで、生活 向上事業の一環としてケニア中に普及し始めています。

婦人会はかまど(ジコ)作りの感謝の歌を作りました。

薪を燃やす時に出る煙で、部屋の中にいるマラリヤ蚊を追い出 すために、かまどには煙突がありません。最初に高井さんと助手 が1個見本として製作した後、婦人会は自分達だけで5戸製作し ています。

このかまどの利点は、3個の石を置いただけの以前のかまどに比 べ、薪の熱効率が良く薪の量が少なくてすむ、料理が簡単にで きる、幼児の火傷が防げる等の便利な点が評価されているようで す。(原文を参照下さい。)
粘土と玉石を組合せて製作中 出来あがった焚き口と鍋置き場
使用を開始したかまどと婦人会長
婦人会長の子供と記録係の岡村さん