2002年2月 かまど作り広がる
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キンダバー婦人会が活発に活動し、ソンドウ川の対岸まで出掛 けて行き、かまど作りを指導普及させています。

2月3日キスムから協力隊の高井さんと山本さんが来て、一緒に かまど作りの技術的指導をしました。その時、印象に残ることが ありました。

15人のキンダバー婦人会が、かまど作りを教えようとした家で早 速粘土や石を集め、土台作りを始めました。すでに20個作り手 慣れた婦人会は自分達でどんどん作っていましたが、ここの家 の婦人は誰ですか?いないようだけど、自分で苦労して作らな いと愛着が湧かず、かまどを利用しないから、本当に作る中に入 れなさいと、高井さんが助言していました。

その後、家の婦人と近所の婦人会の指導者2名が、石を配置し 粘土を張り付けて自分達で最終的には作り上げました。

このことは水供給事業や他の公共施設事業でも当てはまること で、参加型事業でないと継続しないという事実と同じで、協力隊 の人達の身に染みた意見と感心し、また同感しました。
毎日使う鍋で鍋置き場の大き さを確認
粘土と水を足で練る少年
1月に指導に来たソンドウ川対岸 の村でのかまどの様子の点検した 後の記念撮影
出来上がったかまどと、この家の婦人 、婦人会の指導者達と高井さん